若さの血しぶき

若いと人は傷つけあう。 決して故意ではなく、己の未熟さゆえに他人を傷つけ、自分を傷つける。 そんな普通の日常を、君は戦場のように恐れてる。 今日もどこかで君は血の涙を流す。 大げさだよって笑い飛ばすのがやさしさなのか、 真面目に慰めてあげるのが…

とても優しい青年

僕は話さない。 それにはいろんな理由があるんだ。 人は僕を罵る。 根性なし、無責任、弱虫、臆病者、何を考えているのかわからない。なら、一緒にいなきゃいいじゃないか。僕が一度でも頼んだことがあったかい。 その場で止まって考えて、答えが出なければ…

幼い考え事(究極の道徳について)

まだ幼かったころ、私は注意力散漫でよく考え事をしていた。その一つが究極の正しさについてだった。私は小学生にして「暴力は暴力を呼ぶから仕返しはやめなさい」、「暴力で解決するな」という学校で習う道徳とは対極に位置する正義の味方、ア○パンマ○に疑…

愛とは何ぞや

人間が財やサービスとして流通し続ける世界に疲れた。殴って殴られてが永遠に続く社会に疲れた。 弱音を吐いてもわかってくれる人などいない。 皆周りはキチガイか自分をモノとして見ているだけの、その時々の都合で敵にも味方にも変わるものだと知っている…

女子供の「視点を取り入れる」ことについて。

子供の斬新で型にとらわれない視点を取り入れる、という趣旨のアイデアコンテストは多くある。子供といっていいかわからないが、まだ養われている側の人間も多い中高、大学生向けのビジネスアイデアコンテストなども含もう。また、女性の活躍という文脈で、…